底辺でも誇り高く生きる日記

貧乏・コミュ障・卑屈の三重苦主婦です

周りとの格差をポジティブに考える

 

 

 

結婚する前からも、子供が産まれてからもずっと、周りとの格差は感じていた。

 

世帯年収ランキングで常に上位にランクインしているこの地に、無理して暮らしている事が一番の原因なのだが、これは家庭の事情なのでどうしようも出来ない。可能ならば、もっと郊外に引っ越したいと思っているけれど、それもまた難しい。

 

主人と婚約していた頃、彼と共通の知人の周りもちょうど結婚ラッシュで、結婚式に呼ばれる機会が多かったのだが、どこの夫婦の式も華やかだった。婚約指輪も結婚指輪も有名ブランドで揃えていたし、招かれた新居も綺麗で2人で住むには広過ぎるほどだった。それも1人や2人じゃない。そういった知人がほとんどだった。子供を産んでからも、裕福な人と知り合うばかりで、卑屈になる一方。もちろん、これは現在進行形である。

 

 

しかし、一方でプラスになった事もある。

 

こんな環境下に置かれているからか、相手を上げて、自分を必要以上に下げる、逆マウンティングをする事にすっかり慣れてしまったのだが、そのお陰か、私の逆マウンティングで気を良くしたセレブな人に気に入られる事が多い。

 

高価な貰い物も頻繁に頂くし、自宅にもよく招いてもらえる。ブランドの子供服もお下がりで定期的に譲ってもらえるので、子供たちの服代も浮いている。しかも、ブランドの服なので、なかなか上品な御坊ちゃまに見える。現実は底辺家庭の坊主なのだが。

 

とはいえ、いくらブランドものと言ってもお下がりには変わらないので、ついに小学生の上の子供に「新しい洋服が欲しいよ…」と悲しそうに言われてしまった。流石に胸が痛んだので、先日ショッピングモールで、新品のダッフルコートを購入した。

 

もちろんブランド物ではない。だけど、子供は今までに無いほどに喜んでくれた。モノの値段よりも、親に買ってもらえたという事実が何よりも嬉しかったのだろう。次の日、上機嫌で新品のコートを羽織って学校へ向かった子供を見送りながら、親として猛烈に反省した。

 

 

 

何はともあれ、周りとの格差も考え方と捉え方によっては、幸せに変わるのかもしれない。

言葉は悪いが、もらえるものはもらってやるの乞食精神で、逞しく生きた方が人生は光り輝くのだろう。

 

 

あ、もちろん、色々頂いているお礼はその都度していますよ、頂いたもの以下のものですがね…汗

 

 

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