底辺でも誇り高く生きる日記

貧乏・コミュ障・卑屈の三重苦主婦です

陳腐な台詞に早変わり

 
 
 
 
いつも遊びに来て下さって、ありがとうございます。先日、読者登録して下さった方が100人を超えたことを知り…驚きを隠せずにいます。恥ずかしい事しか書いていないブログにも関わらず…嬉しいです、ありがとうございます。
 
なかなか更新出来ずに、申し訳ありません。子供が在宅だったり仕事だったりでバタバタしていたのですが、また少しずつ書いていきます。
 
 
ということで、早速、仕事中の出来事を…
 
 
 
先日、厄介な客に絡まれてしまった。

60〜70代ぐらいの元気な爺さんだったのだが、接客中に突然『君は素敵な人だな!生まれ変わったら一緒になろう!』と言われた。しかし、そのあとすぐに『今はまだダメなんだけどな。女房子供が居るから。だから生まれ変わったらな!』と一方的に付け足され、苦笑いしか出来なかった。
 
 
会計を終えると、爺さんは私に何かを差し出した。見ると、某大学名が入ったボールペンだった。「ちょっと前に用があって行った時にたくさんもらったから、プレゼントね」と目をキラキラさせる爺さん。ちょうど使っていたボールペンのインクが無くなりかけていたので、これはありがたく頂戴しておいた。
 
 
「これ、君にあげるから。その代わり、生まれ変わったら、絶対に一緒になろうな!約束だぞ!」
 
 
そう念押しして帰って行った爺さんを引き攣り笑顔で見送ったと同時に、今まで一度は言われてみたいと思っていた【生まれ変わったら一緒に】というロマンチックな筈の台詞が、私の中で一気に陳腐な台詞に早変わりしてしまった。今まであの爺さんは一体何人の女性にこんな軽過ぎるプロポーズをして来たのだろうか。しかも、婚約指輪の代わりがボールペンって。いくらなんでも舐め過ぎだろう。
 
 
勤務を終え、すっかり疲れ切って更衣室に戻ると、パート仲間の主婦さん(美人)が先に着替えていた。今日も疲れましたねー、と軽い世間話をしていると、ふと、彼女の制服のポケットからはみ出している見覚えのあるボールペンが目に入った。某大学名が入った白色のもの。間違いなく、私がもらったものと同じだった。
 
 
 
爺さん、せめて口説く女は一つの店につき一人にしとけ。
 
 

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