底辺でも誇り高く生きる日記

貧乏・コミュ障・卑屈の三重苦主婦です

努力は必ずしも報われる訳ではないけれど

 

 

 

先日、上の子供が塾の体験に行ってきた。

 

tomatoma218.hatenablog.com

 

子供の出した答えは「通いたい」一択。先生も優しいし、自分のペースで無理なく勉強出来たので良かったとのこと。あとは正式に入塾の手続きをするだけ。何ヶ月も悩んでいたので、ようやく塾活?が終わることにホッとした。

 

だが、塾通いをするとなると、この地元で一番安い月謝とはいえ、お金が掛かるのは事実である。しかし、今まで以上にシフトを増やすのもまた難しい。というのも、シフトは全て責任者であるお局様が決めているからだ。

 

お局様に嫌われた人は、とことんシフトを削られている。酷い人は希望を出した日の1〜2割程度しか入れてもらえない事もある。それが原因で最近辞めた人もいる。その辞めた人は、時々ダブルワーク先から廃棄の惣菜を貰ってきてくれるから助かっていたのだが…

 

 

私も、決してお局様には好かれていないので、所々シフトは削られている。忙しくなりそうだから入って!と言われた日ですら、1日丸々削られていた。自分が無能だからというのは分かっているのだが、やはり悲しい。こんな状態で収入を増やすのは至難の業だ。転職も考えてはいるが、このコロナ禍で子持ち主婦を新しく雇ってくれる企業は数少ない。

 

 

なので、今の仕事に全力を尽くすべく、つまらないミスをしないように、最低限のことはこなせるように頑張っているのだが、この間、70代くらいのお婆さんに「お姉さん接客態度がいいわね!名前なんて言うの?」と突然、激褒めされた。怒られることはあっても、褒められることはほとんど無いので、驚きのあまり、逆に挙動不審になってしまった。

 

そこに偶然お局様が通り掛かったのだが、お婆さんは「この子、すごく気が利くし良い子ね!もう名前も覚えたのよ〜」とお局様にまで私のことを激褒めしてくれた。もちろんお局様は「は?嘘でしょ?こいつ超無能だけど?」みたいな顔をしていたが。

 

 

しかし、その日、勤務を終えて、次の日のシフトを確認したら驚いた。削られていたはずのシフトが丸々復活していたのだ。え、まさか、認められた?!こんなことは滅多にないので、何度も勤務表を確認してしまった。

 

努力は必ずしも報われる訳じゃない。店員を人間とも見ない客ばかりで嫌気が差していた接客業。だけど、見ていてくれる人はいるのだな、と、腐りかけていた心が温かくなった。

 

それだけでなく、無言ながらも少しは認めてくれたお局様にも感謝した。このブログのスローガン「底辺でも誇り高く生きる」に相応しい1日だったのではないか、と、今日だけは自分で自分を褒めたいと思う。

 

(この調子で、子供の塾代を稼げるようにもっと頑張ります。)

 

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