底辺でも誇り高く生きる日記

貧乏・コミュ障・卑屈の三重苦主婦です

前進も後退も全て自分次第

 

 


 

お題「#この1年の変化

 

 

初めてお題に挑戦してみます。

 

 

コロナが世界中に蔓延してからもう1年が経つ。

今まで当たり前だった事が当たり前では無くなってしまい、私たちの生活は一変してしまった。

 

もちろん、不便なことの方が多くなった。しかし、私のような人間は、どこかでこの変わり果てた生活に居心地の良さを感じたのも事実である。

 

コロナ以前から私は冬場〜春までの間、素顔を隠すために期間限定でマスクをしていたのだが、今では期間限定ではなく、1年中マスクをして素顔を隠す事ができる。化粧品代も浮くし、何より法令線シワシミクマオンパレードの残念な素顔を怪しまれる事なく隠せるようになり、本当に助かっている。

 

あとは交際費の減少。以前からそこまで人付き合いは多い方ではなかったが、時々私みたいな底辺を可愛がってくれるセレブママ達から、お茶や飲みやレジャーに誘われたりするので、その出費が意外と毎月痛かった。

 

まず、普段着ている毛玉だらけの服は着ていけないので、前日までにし◯むらで新品の洋服を一式買っていたし、お洒落なお店で一緒にショッピングをしたり、地元で美味しいと有名なパスタ屋さんに行ったり…と、1日で諭吉が数枚飛んでいくこともあった。

 

しかし、これが一切、までとは言わないが、数ヶ月に1回ペースぐらいになったので(緊急事態宣言の地域在住のため、現在は皆無)、僅かな額だが、貯蓄に回せる月も出るようになった。3月から正式に上の子供の塾通いも始まるのだが、コロナ禍じゃなかったら、逆に通わせることが出来なかったかもしれない。恥ずかしい話なのだが。

 

以前までは、引きこもって、人との接触を避ける私の生活を否定する人は多かった。家で寝てばっかりでつまらなくないの?もっと外に出なきゃ!人と接しなきゃ!と諭してくる人の言葉が痛かった。

 

しかし、今では引きこもっていると言えば、褒め称えられるのだから不思議だ。テレビも雑誌もこぞって『おうち時間を楽しもう!』としきりにアピールしているし。時代がいよいよ私に追いついてきたか?!と、勝手に市民権を得たような気分でいる。

 

 

ちなみに『おうち時間』繋がりで、もう一つ、この1年間で変わった事がある。

 

今まで勿体ぶって黙っていたのだが、このお題を書いている今、ドヤ顔で発表させてもらおうと思う。

 

 

実は、30代にして、20歳の頃の体重に戻ったのだ。

 

今まで何をしても痩せなかったのだが、このコロナ禍で飲み会やランチが無くなった事や、第一波の時、仕事に行けなくなり、収入が一時的に無くなってしまい、ガチの貧乏になってしまった事がきっかけで、食事を減らしたついでに宅トレや食事改善によるダイエットをした。

 

その結果、標準+3kgほどだった体重が、標準−5kgまで落ちた。鎖骨とお腹の線が現れ、20代の頃のスキニーデニムがすっぽり入るほどの体型変化を成し遂げた。ピンチをチャンスに変えた、まさに貧乏の底力である。

 

 

痩せたことで経済的にも精神的にも嬉しいことが増えた。

 

箪笥の肥やしになっていたデニムやタイトな服を着られるようになったし、肌艶や髪質も良くなり、高い化粧品やシャンプーを買う必要が無くなった。今現在、使っている基礎化粧品とヘアケア商品は全てドラストの最安値商品であるが、特に不調はない。

 

 

また、意外な視点ではこんなことも。

 

痩せたことで、知り合いに気づいてもらえない事が多くなったのだが、逆に私に取っては都合が良かった。苦手な人に存在を気づかれなくなったので、嫌な思いをすることが少なくなったのだ。

 

 

そんなこんなで、不謹慎ではあるかもしれないが、私にとってコロナ禍は必ずしも悪いことだけではなかった。言い方がどうかと思うが、このご時世の在り方に救われたことも数多くある。

 

もちろん、1日も早い感染収束を願っているし、コロナ対策は引き続きしていこうと思うが、こんな暗い世の中だからこそ、ピンチをチャンスに、あえて斜めに考えてみることで、逆に前向きに生きる事が出来るのではないだろうか、と思う。

 

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