底辺でも誇り高く生きる日記

貧乏・コミュ障・卑屈の三重苦主婦です

理不尽は全て金に換える

 

 

 

 

下の子供の冬休みの預かり保育が開始したので、久しぶりに子供を預けてパートに出た。先週の平日は子供が在宅でほとんど休んでいたので、今月の稼ぎも雀の涙ほどにしかならなさそうだ。

 

 

 

「◯◯さん。これ、ここじゃないんだけど。」

 

 

朝、備品の置き場所が30センチずれているという理由で、お局様に怒られた。

 

しかし、それを置いたのは私じゃなく、お局様お気に入りの子だった。

 

 

「いや…それは、私じゃ」

 

「てか、ここに置く事は初めから分かってるでしょ。気をつけて下さい。」

 

 

私の必死の反論も、お局様の声に無惨に消される。

 

えー、そりゃないよ…と、悶々としながら仕事をしているうちに、また備品の位置がズレていた。しばらくしてお局様がそれに気が付いたのだが、どうやら今度はお局様お気に入りの明るい主婦さんが動かしてしまったらしい。

 

 

「もー、◯◯さーん!これここじゃないでしょー?直しておくからねー(満面の笑み)」

 

「あー!ごめんなさぁーい!お願いしまぁす♡」

 

 

 

 

おいおーい!

 

あからさまにさっきと対応違いすぎないか!?

 

 

直しておくからね?え?そんなこと言われなかったけど!?

 

いくら私が仕事も出来ないクズで地味で暗くて何の面白みもない人間だからって、毎日やる気に溢れてて細くて可愛くて笑顔が素敵な彼女を特別扱いし過ぎだろ!!

 

 

しかも、この日は珍しく引き継ぎ事項があったのだが、大事な事なのにお局様に聞いてもらえなかった(ほとんど無視)。また後になって引き継ぎが出来てないと怒られても腹が立つので、私の後に入る優しいパートさんに引き継いで、文句を言わせないでおいた。

 

結局、備品の位置もあれから何度も変わっていて、私が帰る頃には、30センチどころか1メートルも移動していた。もう何が正解か分かんねーよ…

 

 

そんなこんなで、家庭だけでなく、相変わらず仕事でも踏んだり蹴ったりの日々を送っている。理不尽なことは山ほどあるけれど、それは雇われている以上、仕方がないことだとも思う。納得はいかないが。

 

これからも、セレブ街に生きる誇り高き底辺として、泥臭く働いていかなければ。生きるためには、理不尽なことも飲み込んで、全てを金に変えてやろう。